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さくらん

公開されてからちょうど1年でレンタル可能になったさくらん。話題作だったし回ってきたら見てみたいな…くらいに思ってた。ちょうど桜が咲く時期に回ってきて季節的にタイムリーな状態。この時期に見るっていうのに意味がありそう。

吉原遊郭を扱ったものはいろいろ観てるけど、さくらんは、さらっとしていて現代版っぽい。土屋アンナの洋風な顔立ちと和風なシチュエーションがミスマッチで快感。不思議な感覚ですね。

しかも、監督・蜷川実花 ということで色彩豊か。色使いを見ているだけで酔いしれてしまう。わたし的には、最初の菅野美穂のおいらんのシーンを見ただけでもぞくぞくっとしてしまうし、ラストシーンの開放感もたまらないです。ちなみに「さくらん」とは花魁、桜、錯乱などの造語のようです。

遊郭の華やかさ、せつなさと言えば、SAYURI もおすすめです。


カテゴリー:シネマ

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